『人生は短くても長くても一度きり。泣いても笑って・・』

『人生は短くても長くても一度きり。泣いても笑っても一度きり。一瞬たりとも後悔なく生きたい』<2018年4月2日(月)>
 新社会人へ『春秋』(180402)は、先月の25日に25歳で亡くなった山下弘子さんの言葉を送る。山下さんは、大学生であった19歳の時に肝臓がんと診断された。「以来5年半、再発と手術を繰り返しつつ海外を旅し富士山にも登り、昨年結婚。前向きな姿に励まされたからと、面識のないがん経験者も通夜に訪れたという。きょう社会人として巣立つ若者が大勢いる。不安や惑いも大きいだろう。学生時代が一番楽しかったなあ。そう嘆く大人になるか、自らの手と足で自分の場所をしっかり築き上げるか。『人生は短くても長くても一度きり。泣いても笑っても一度きり。一瞬たりとも後悔なく生きたい』。山下さんの著書の一節を贈りたい」。
 (JN) 新人の皆さん、山下弘子さんが記したように、人生は一度しかない。その人生何年であるかは人それぞれ、人生が続く限り新たな経験を求めよう。計画的になどできない人生であるから、遠慮せずに経験してもらいたい。言われなくたって、やってみたければやってみよう。失敗は先輩たちの指導不足になる。後で、怒られるだろうが、それを有り難いものとしよう。ひょっとしたら、その行為で今まで先輩たち気づかなかったことがわかるかもしれない。なかなか前向きに明るくふるまうことは難しいが、それを試みる事が大事である。家族から分かれたが、自分は一人ではない。社会の一員になった。自分と他者の存在を認め、市民として成長してください。