『グレタさんに共感して』

『グレタさんに共感して』<2019年12月22日(日)>
 米タイム誌の「今年の人」に選ばれたグレタ・トゥンベリさんについて『春秋(191222)』は語る。「『よくそんなことが言えますね』。国連の場などで大人たちを見据え、時に声を震わせ訴える16歳の少女の言葉は鮮烈だった。・・・グレタさんに共感して多くの若者が行動し、それを受けて各国の企業が温暖化対策に力を入れはじめている。分断が進む世界での前向きな希望ととらえたい。グレタさんたちの言動に対し、論理的な反論や説明でなく、冷笑やののしりで応じる大人もいる。しかもその先頭に国の指導者らが立っている。・・・新たな分断につなげてはなるまい。ちょっと考えればわかる。一人の例外もなく、大人は皆、かつて若者だった」。
 (JN) 若者であった頃の心は、グレタさんのようであったろうか。半世紀前にも様々な危機が有り、その当時の若者が世に訴えかけ、社会を変えようとしていた。でもやがて、社会を変えたくなくなり、守りに入ってしまう。自分たちが長く継続してきた社会が良いものであると考え、これに楯突く者に不快感を表すのであろうか。でも、これから生きていくのは若者であり、そのための社会に変わっていかねばならない。そして、地球温暖化を止めねばならない。日本では私たちの生命の危機だけでなく、農水産物も大被害だ。若者たちよ、年寄りたちは自分たちがもう今を変えることができない。さあ、改めよう。
#温暖化対策
#分断が進む世界
#グレタ・トゥンベリさん

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