『成功は缶コーヒーの中に』

『成功は缶コーヒーの中に』<2018年3月22日(木)>
 先月、ポッカコーポレーションの創業者の谷田利景さんが91歳で亡くなった。『余録』(180322)は、谷田さんと自動販売機を思う。「商品開発には常に『素人発想』があった。『ユニークな商品を開発するのが大好き』『チャレンジこそわが人生』とも記している。茶わん蒸しやとん汁を缶にして売ったこともあったという。日本の飲料自販機は約247万台(2016年)あり世界でも指折りの多さだ。近年はコンビニエンスストアの普及で頭打ち状態のようだが、新商品には発案者の思いが見て取れる」。
 (JN) 自分が自動販売機を常時、利用するようになったのはいつ頃からであろうか。鉄道の切符の販売機や学生の頃のたばこの販売機からであろうか。見渡せば、自動販売機は当たり前の存在である。人件費が上がり、人手不足になり、機械の能力が上がり・・・、様々な条件で発達してきたのであろう。近所には、お米の自動販売機もある。そのうち、コンビにの中も、機械化していくのであろうか。家庭でも、家族が少なくなり、育児から介護まで機械が行ってくれるようになるのか。人間との付き合いより、機械と付き合うことの方が、多くなってしまうだろう。今現在も、コンピュータやスマホと向き合っている時間がかなりを占める人もあろう。