『野にも山にも若葉が茂るこの季節、急須でいれる・・・』

『野にも山にも若葉が茂るこの季節、急須でいれる新茶の味は格別だ』<2018年5月7日(月)>
 「夏も近づく八十八夜」、『余録』(180506)は、「茶畑の耕作面積や製茶工場は減少」を思う。「機械で刈り取った二番茶、三番茶がペットボトルなどの緑茶飲料に使われている。緑茶飲料の生産量はこの20年で5倍程度に増えた。苦戦を強いられているのは、贈答用や家庭で飲む新茶だ。静岡県は男女とも健康寿命が全国トップレベルにあった。『全国一のお茶の産地であり、日ごろからお茶をたくさん飲んでいる』を同県は理由の一つに挙げる。厚生労働省が発表した最新の健康寿命ランキングでは、静岡県は男性6位、女性13位に後退した。茶農家の不振が直接影響しているわけではないだろうが気になる。野にも山にも若葉が茂るこの季節、急須でいれる新茶の味は格別だ。初夏の風味をもっと楽しみたい」。
 (JN) お茶は生活のリズムである。朝、まず、朝食前に急須にてお茶を入れる。これを家族皆が飲む。ここから我が家の一日が始まる。職場では、出勤してまずはペットボトルのお茶を飲む。朝の急ぎの処理が終わり、10時ごろ一人お茶を入れる。これはティーバックだ。色が相当苦そうであるがそうでもない。一息ついて昼食まで頑張る。昼食時、食堂の給茶機のお茶を飲む。手入れが悪いと、非常にキレが悪く、気になる。午後はコーヒーを飲むが、夕方に、また色の濃いティーバックを入れて、残業時間が長くならぬように気合を入れる。夜は、お茶よりもオチャケになってしまう。昔と異なり、急須でのお茶の機会が減少している。そう、四半世紀前までは、職場にはお茶当番の方が早く出勤して、お茶を入れてくれた。お茶代の支払が毎月、義務であった。職場でも、美味しいお茶を急須で入れるべきだろうか。できれば、美味しいお水でお茶を点ててお菓子をいただくのも、良いかもしれない。どうでしょう。