『南北首脳会議? 「ひやかし」を警戒するのは・・・』

『南北首脳会議? 「ひやかし」を警戒するのは、疑り深い悪い癖か』<2018年3月8日(木)>
 「北朝鮮が南北首脳会談の開催に応じる意向を示した」。『筆洗』(180308)はこれをひやかしかと。ひやかしとは、「浅草紙の職人と関係があるそうだ。紙をこしらえる上で一定の時間、紙を水に漬けて冷やしておくという過程があるらしい。その間、職人は時間を持てあまし、近くの吉原遊郭に出かける。紙が冷えるまでの時間つなぎなので、登楼する気はなく、花魁をただ、ながめて歩く。それで、買う気のない客を『ひやかし』と呼ぶようになったそうな」。さて、南北首脳会議、「関係国に気を持たせ、時間を稼いで、その間にひそかに核開発。そんな『ひやかし』なら願い下げである」。
 (JN) あの小さな国に、課題が沢山あり、それをいっぺんに解決することはできない。そして、関わる国が幾つもあり、まとまらない。従って、北朝鮮はあちらこちらに冷かしを入れる。ということは、日本、韓国、米国その他は、女郎であろうか。核ミサイルを武器に、ひやかされる。関係ない連中は、北朝鮮に物を売ってはならぬと言われても、関係なしである。それではそろそろ決めますか、交渉に入りますかと、なんともいい気なものである。国内の現状がどうなのかわからないが、結構苦しいのかもしれない。封鎖が続けば、北朝鮮国民は弱い者から命を失っていくかもしれない。同民族の立場、元支配国の立場、敵国としての立場、何を優先に考えて行動すればよいのか。ひやかしの負けず、足並みをそろえることが肝心でありんす。