『日曜日で、あの3.11から丸7年がたつ』

『日曜日で、あの3.11から丸7年がたつ』<2018年3月7日(水)>
 「東京・広尾の聖心女子大学で始まった写真家、豊田直巳さんの作品展は福島の今を静かに伝える」。『春秋』(1800305)は、豊田さんの話を伝える。「撮りためた作品の展示会が開かれるのは3年ぶりだという。震災後は毎年、どこかで作品展が開かれた。しかし最近は世間の関心が薄れ、展示会を主催しようとする人が減ったそうだ。情報が減り、人々の気持ちがさらに離れる。そうした悪循環がある」。そして、「あの日の記憶を一人ひとりが思い起こし、被災者の痛みに改めて思いをはせる。そんな時間を持ちたい」と。
 (JN) 大地震になるとどんな状況か。自分は何ができるのであろうか。どこまでがんばれるのか。体験していない者の勝手な思いであるが、その場を見て感じる事が大事である。地震は顔の日本に居れば、必ず体験する。そこに被害の違いはあるが、皆、共有していくことが必要である。現地はそう簡単には行けないから、写真展は有り難い。ボランティア活動で現地に行けなくとも、静かに写真を見る事のできる。それは辛いものであるが、被災した方々の辛さを少しでも感じることにもなろうか。