『「帰らざる橋」、一度渡ると二度と生きては戻れない・・・』

『「帰らざる橋」、一度渡ると二度と生きては戻れない分断の橋が半世紀をへてなお存在する』〈2017年11月15日(水)〉
 映画「JSA」では板門店のの共同警備区域(JSA)で、南北の兵士の友情があったが、現実は如何に。『天声人語』(171115)は、この度の北朝鮮の軍人が南に駆けこんだことを思う。「帰らざる橋」を越えた「北の軍人はなぜ亡命したのか。どんな準備をし、どの道、どの橋をたどって決行したのか。判然としない点が残る。一度渡ると二度と生きては戻れない分断の橋が半世紀をへてなお存在する。冷厳な現実を思う」。
 (JN) 朝鮮民族は傀儡の歴史を繰り返し、今は真っ二つに分かれてしまっている。朝鮮戦争は休戦状態であるから、いまだに戦争状態が続いてるということであろう。この対立関係を止揚することはできないのであろうか。この対立関係をなくすことがなぜに困難なのであろうか。未だに共産主義対資本主義の南北問題が幽霊のように背後で何かを企んでいるのか。いま南北分断の中で得をしているものが、今の体制を維持していたいのか。否、領土の拡張さえしたであろうか。特に北の軍隊上層部は自分たちの身を守ることに必死であろう。金朝廷だけを悪人にはできないであろう。板門店の北の優秀な兵士が一人行動に出たということは、同じ行動したいものが多数いるということであろう。英雄はいらない。国民がこの壁を徐々に崩していくきっかけを期待する。無関係無能力の私はそう考える。