『他人の夢や希望を踏みにじるような大人になるまい』

『他人の夢や希望を踏みにじるような大人になるまい』<2018年1月10日(水)>
 「成人の日の8日、貸衣装業者『はれのひ』と連絡が取れなくなり、予約していた晴れ着が新成人に届かないトラブルが相次いだ」。『春秋』(180110)は言う。「一生に一度の記念日が台無しになった」が、「一面、大切なことも学んだのではなかろうか。伊集院静さんが成人の日に寄せるメッセージ風に言えば『他人の夢や希望を踏みにじるような大人になるまい』」。
 (JN) 1月8日の朝のニュースをすぐに理解できなかった。着物を着られない女の子がいるとは、どういうことか。「はれのひ」? これは詐欺か? この日を楽しみにしていたのに、どうしてくれるのか。それにしても、こんなことが易々とできるものなのか。どこへ消えたのか、関係者は。福岡の支店は営業したというから、摩訶不思議。この現象の可能性は予測できなかったのであろうか。未然に何とかならなかったのか。着付け業者は前日に連絡が取れていたようで、着付けの出張はキャンセルになっていたという。この時点で、何かしらの疑問が浮かばなかったのか。こんなめでたい日の、こんな体験学習はしたくない。きらきらと輝く日にしたい。