『ディズニーランドは粘土みたいなものなんだ』

『ディズニーランドは粘土みたいなものなんだ』<2017年11月23日(木)>
 「東京ディズニーランドで着ぐるみに入っていた女性に、労働災害が認められた」。『天声人語』(171123)は本日の勤労感謝の日とともに、仕事の在り方を思う。「夢の国を少しでも乱すものをウォルト・ディズニー氏は許さなかった。しかし、実際に働いているのは生身の人間である。ショーやパレードに出ていたが、腕に激痛が走るなどの疾患に苦しんだ。『ディズニーランドは粘土みたいなものなんだ……形を変えて、進化させていける』とはディズニー氏の言葉である。働きやすい社会への道も同じであろう。きょうは勤労感謝の日」である。
 (JN) ディズニーランドは、楽しいことは間違えないが、正にアメリカだ。金をかけて、巨大で派手なショーを繰り広げる。不愉快になることなく、客を楽しませる。これでいいのか。客を楽しませているが大事にしているのだろうか。この現場を支えている人たちはそれは大変な苦労があるだろうな、とその度に思う。東京ディズニーランド着ぐるみの女性は、どう考えているのか。このディズニーが好きだから激痛に耐えながらも我々を楽しませてくれたのか。我々には見えない人たちはこれからも苦労をするのか。色々疑問を持ちながらもまた行くのであろう。