『時差ビズ』

『時差ビズ』<2017年7月12日(水)>
 「通勤ラッシュを緩和するキャンペーン『時差ビズ』が東京都内を中心に昨日から始まった」。『筆洗』(170712)は、通勤ラッシュを思う。何とか、満員列車の中で楽しむ方法はないか、あるラジオドラマを思い出す。「毎日、同じ時間、同じ車両に乗っているのも何かの縁。皆さん友人になりませんか」。でも現実はそうはいかない。これから「二十五日までの期間中、鉄道各社は早朝の時間に臨時電車を投入。協力企業は勤務時間を柔軟にする「フレックスタイム」「テレワーク」の促進で援護する」。
 (JN) 私は都心と反対側に向かっていく通勤ゆえ、その通勤の苦痛は少ない。そんな通勤を40年行っているので、通勤ラッシュに苦しむ方々に何かを言う資格はない。ただし、遥か昔、昭和30年代に小学生として、昭和50年代に学生としての経験はある。小学生の頃は苦しむというより、大人たちにランドセルで迷惑をかけていた。学生の時は1時限目が週に1回ありこの授業を恨んだ。とにかく池袋から乗る「丸の内線」のその混雑はひどかった。乗ったらその時の姿勢で目的地までであった。学生の頃、1時限目の授業のために起きることさえ辛かった思いがあるので、早朝にでるなど若者には無理であろうと考える。早朝臨時列車に乗ることは若者にはありえない。だが、管理職や年寄りは朝早く出勤するのが好きであるから、彼らが早朝臨時列車に乗り、そして早めに帰宅する。現場の者は、夕方安心して仕事ができる。机上の空論であろうか。