『「FACE to FUKUSHI」という説明会には・・・』

『「FACE to FUKUSHI」という説明会には500人を超える学生が殺到している』<2017年7月3日(月)>
 世の中売り手市場の就職活動となり、福祉の職場は、仕事はあるが人がいないという。ところがと『余録』(170703)はある福祉施設を紹介する。「雪深い北海道当別町にある「ゆうゆう」には倍率10倍の狭き門を目指して、東京からも学生がたくさんやって来る」と。そして「どんな大企業もずっと安定しているとは限らない。人工知能やロボットの進化がさらに社会を変えていくだろう。安定志向が強いと言われていた学生たちの意識にも変化が生じているのかもしれない。『職員が集まらないのではなく、集めていなかっただけ』と」の理事長の弁である。
 (JN) 私たちの働き方は科学技術の発展とともに変化してきた。一方で、私たちの寿命がどんどん長くなり、退職後の時間が長くなった。これまでは日本の前に必ず世界の前例があったが、それが高齢化は先頭に当たってしまった。これから、自分たちの高齢化に対して、どんなことが待っているのか、わからない。それは、若者にとってのチャンスかもしれない。そして、年寄も若者の肉体的力に頼るのではなく、自分がロボット技術により介護を受けなくても動けるようになり、サイボーグになりせっせと労働者人口に入っていくのかもしれない。福祉は、人の心とともに様々な技術の勉強も必要なろうか。老人はゆうゆうと老後生活を送っていけないかもしれない。未来はわからないが、様々な想像をしてみよう。