『事実上の制服は一式8万円を超すという』

『事実上の制服は一式8万円を超すという』<2018年2月14日(水)>
 「アルマーニ制服問題」の銀座の泰明小学校は、関東大震災後の復興期に建てられたその校舎は「外国人にも恥ずかしくない『超モダン』な建築だ」と今和次郎の『新版大東京案内』に載っていると、『春秋』(180214)は紹介する。そして、制服問題、「育ち盛りにセレブ服は不釣り合いだし、買えない家庭への配慮はもちろん必要だ。しかし義務教育にもさまざまな試みがあっていい。90年も昔、こんなモダン校舎を建てた先人だってずいぶん冒険したのだろう。多様性を認める気風があったのだ。もっとも、そう考えればいっそのこと、制服なんかやめるのも手ではある」。
 (JN) 制服はお母さんの楽しみを奪う場合もあるし、負担を軽減する場合もある。私は制服を枠に填めようとするものとして、好みではない。でも、あっても良い。但し、負担は軽減したい。ガウンだけ決めておいて、あとは何を着ても良い。ガウンは先輩から引き継ぐというようにしたいものだ。大体、小学校での6年間、子供はどれだけ成長するのであろうか。縦にも横にもどんどん大きくなり、6年間で何回服を新調せねばならないか。良い服がつぶれる前に、次のサイズの服へと買い替えて行くのか。勿体ない。せっかくのブランドものであるから、これは引き継いで行くべきである。個人個人が購入するのではなく、卒業生や近隣の皆様の寄付金を募って、このアルマーニの制服を準備してはどうだろう。事情の分からぬ者の空論であろうか。伝統を体で感じるのも良いのではないか。制服は一体感を生むだろか。