『手塚治虫は子どもたちを「未来人」と呼んだ。子どもは・・・』

手塚治虫は子どもたちを「未来人」と呼んだ。子どもはわれわれ大人よりも少し進歩しているはずだから、彼らの夢を大事にしなければと語っていた』<2017年5月5日(金)>
 「どんな大人も昔は子ども。いまの子どもたちの未来が明るくなるかどうかは、『元子ども』たちの振る舞いにかかっている」と、「天声人語」(170505)は子供の日に思う。「子どもの貧困が言われ、いじめのニュースも絶えることがない。13〜29歳で自分の将来に明るい希望を持っている人の割合は、他の先進国より低いとの調査もある。子どもや若者に生きづらい社会になっていないか。手塚治虫は子どもたちを「未来人」と呼んだ。子どもはわれわれ大人よりも少し進歩しているはずだから、彼らの夢を大事にしなければと語っていた」と。
 (JN) 子供の日は何を考えればよいのか。子どもの数はどんどん減り、年よりが増え、総人口が減少する日本、今後どうなるのであろうか。年寄りの面倒を年寄りがみる。多勢に無勢、子供は少数派になり、希少価値のお宝になるのか、それとも少数派として立場が弱くなるのか。そして、その未来はどうなるのか。生きやすい社会になるのか。それを決めるのは、今の大人か。政治経済活動へ大人たちは、未来の大人や子供の為に真剣に考えねばならない。思想のためではなく未来を背負う人々の為に、一人ひとりがそのためにできることは何かを考えよう。