復興に汗を流す大人たちの姿を 230820

 子どもたちが、震災と原発事故からの復興を発信する「ジャーナリストスクール」に『編集日記(230820福島民友)』は思う▼ドローンによる測量や設計、人材育成に携わる企業・団体などを取材し、新聞を作った。復興に汗を流す大人たちの姿を伝える中で「自分も福島を元気にしたい」という子どももいた▼「ジャーナリスト」という言葉は日記や記録を意味する「ジャーナル」から派生している―。特別講師のジャーナリスト池上彰さんは子どもたちに語源を解説し、こう話した。「日々の出来事を誰かが記録しなければ歴史にならない。歴史の本の1ページ目を書く仕事」だと。
 (私は)思う。事実を記録し、生活者の歴史を未来に残せないものか▼文字にした記録は、その人の脳を経由し、その人の思いが入るだろうか。それが年齢を重ねるほど、思いを強くなるかもしれない。子どもたちにも思いはあるが、その思いは素直であろう。その気持ちを継続したい▼さて若くはない私だが、子供たちに負けないように、生活者の思いのを残していきたい。
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*画像は、2012年8月のいわきの海岸の記録