『万博、子どもたちの世代に何を残していけるか。その・・・』

『万博、子どもたちの世代に何を残していけるか。そのためにこそ英知を集めたい』<2017年4月25日(火)>
 「夢のない21世紀を終わらせ、未来が信じられた高度成長期の日本に戻そうと企(たくら)む秘密組織が、大阪万博の会場を再現する」。「春秋」(170425)は「クレヨンしんちゃん」の映画版から大阪万博を思う。「『夢よもう一度』的な経済効果への期待が先行するなかで、誘致の是非をめぐる議論は続く。冒頭の作品では『未来はオラが守るゾ』と、しんちゃんたち子どもが大活躍する。どこで開かれようと、利益を重視する大人の事情を優先させてはなるまい。子どもたちの世代に何を残していけるか。そのためにこそ英知を集めたい。」
 (JN) 大阪万博は、子供に夢を与えたか。私にはインパクトがあった。その後、大人になっても大阪へ行き時間があるとついつい太陽の塔を見に行ってしまう。「EXPO70」は高校生の時であったろうか、春休みと夏休みを使って、何日間か会場を楽しんだ。あの長蛇の列はもう嫌だが、未来への各パビリオンの挑戦が魅力的であった。その後、子どもを愛知万博へ連れて行ったが、何か得るものがあったろうか。私は、やはり千里である。岡本太郎梅棹忠夫インパクトであったか。知的爆発であったか。さて、今度はどんなものが見られるのか、どこで万博が行われるかは別として、テロによる爆発が無いように、そして技術や文化の爆発を期待したい。