『いまに おとなになったなら/ぼくだって ぼくだって/・・・』

『いまに おとなになったなら/ぼくだって ぼくだって/なにかを 作ることが/できるように なるために』〈2017年4月1日(土)〉
 新年度がスタート、「筆洗」(170401)はこれに当たって、「楽観」を薦める。心理学者エレーヌ・フォックス博士からは、調査実績として「明るく陽気な日記を書いていた修道女は、暗い日記を書く人より平均で十年も長生きしていた。驚くべき楽観の力だ」と。そしてエジソン、「電球の試作の失敗が一万個に達したことを知った時、発明王曰く、<失敗したのではない。うまくいかない方法を一万通り見つけただけのことだ>」。また百四歳で天寿を全うした詩人まど・みちおさんの詩の一部、<いまに おとなになったなら/ぼくだって ぼくだって/なにかを 作ることが/できるように なるために>。
 (JN) 自分の作ったものなどない。でも、みんなで作ったものはいっぱいある。「楽観」が朝の力となっている。当方は「楽観」というより、「好い加減」かもしれないが、寝て忘れ、そして何かを創造するのである。寝てしまえば朝が来てしまう。朝になってしまえば、だれかと何かができる。日記も、反省より発展的展開にした方が良さそうだ。104歳まで生きなくとも良いが、出来るだけ多くの人たちと、何かを作りたい。それは、見えるものより、見えない何かだ。