『宮島さんの神主がおみくじ引いて申すには今日もカープは・・・』

<2016年9月8日(木)>
『宮島さんの神主がおみくじ引いて申すには今日もカープは勝ち勝ち勝ち勝ち』

 「チームが誕生したのは1949年。原爆投下で『草木も生えない』とさえ言われた土地で、住民を大いに勇気づけた」。「天声人語」(160908)は優勝間近のカープスの過去の苦しい運営を想う。「親会社を持たない『市民球団』として発足した。しかし初年度から資金難でリーグ加盟金の支払いに困り、選手の給料も遅配した。初シーズンは最下位で終わった。すぐに解散話が持ち上がる。球団幹部の集まる旅館へファンが押しかけた。『わしらのカープをなくすな』。長きにわたる低迷期も市民は球団を見捨てなかった。」

 悔しいが今日にでも決まりそうである。私の古い脳味噌がまだ東京の某チームを応援している為、そのチームの腑甲斐無さを思い、また他のチームの力の無さを感ずるばかりである。前健が抜けてしまったこのチームの戦力で、勝ち続けたのにはそれなりの理由があろう。カープスは「鯉のぼり」の季節で終わると言われ、万年下位に甘んじていた。今のカープスは赤ヘル軍団として、優勝した時を思い出す快進撃である。市民一丸となってのチーム、その市民の思いは格別であろう。さて、早いとこ、リーグ優勝を決めて、日本シリーズに行きたいであろうが、これだけ打っ千切りで優勝しても、クライマックスシリーズがある。浮かれずに抜かりなくやりたまえ。カープ女子に絵がを送るのはそれからだ。(JN)