『マツダスタジアムは人工肛門・ぼうこう用のオストメイト・・・』

<2016年11月4日(金)>
マツダスタジアム人工肛門・ぼうこう用のオストメイト対応型トイレも12カ所ある』
 車いすで生活している広島カープのファンの大元誠司さん、3年ほど前から観客が増えて球場の席が取りにくくなったと。「余録」(161104)はマツダスタジアム障がい者への在り方を紹介する。「車いす席が142席ある。人工肛門・ぼうこう用のオストメイト対応型トイレは12カ所ある。毎試合、ホスピタリティースタッフという職員が障害者の相談や案内に努めるなど、同法が求める『合理的配慮』の好事例がたくさんある。『カープ女子』をはじめファン層は多様化している。個々のファンにきめ細かく対応できる優しさは、個々の選手の特性を生かせるチーム力にも通じる。」
 私は東京に生まれ育ち、東京の某プロ野球チームを応援してきた。今も、そこから脱することができなが、今回のカープスの優勝は、悔しいけれど喜んでいる。それは、市民のチームであるからだ。そして、今日の「筆洗」でマツダスタジアムのことを知り、その意義を感じている。日本球場は、できるだけ人を入れて収入を上げる事が優先されていたので、狭いし、座り心地は悪い。況して、障害者に目を向けた作りとは言えなかった。日本の平等は、皆に同じものを与えることのように考えられているが、そうではいけない。それぞれの人に対して、如何に利用しやすいものにできるか、それを大事にしなければならない。(JN)