『イッツ、翔タイム!』

『イッツ、翔タイム!』<2018年4月10日(火)>
 二刀流の大谷翔平選手について、『余録』(180410)は宮本武蔵を持ち出す。剣の二刀流ではない。「その画家の才である。重要文化財の『枯木鳴鵙図』『鵜図』『紅梅鳩図』といった水墨画は、江戸時代から『超凡』と絶賛されてきた。天は二物を与えることもあった。大谷翔平選手だが、思えば『打』と『投』はその最高峰では剣術と描画術ほどに異なる才が求められよう。『この星生まれじゃない』との驚嘆は、『現実離れ』が野球の魅力を掘り起こしたかたちだ。聞けば野球は昨今、その故郷・米国でも人気の低落傾向が心配されている。ボールパークは少年の夢を生き生きと輝かせるファンタジーの舞台としてよみがえるのか。さあ、『イッツ、翔タイム!』である」。
 (JN) また野球の話であります。若者が活躍するのはうれしい。そして、トップレベルであれば尚更である。ただメジャーリーグは広い国内を長期にわたって数熟さねばならず、自分の能力を如何に維持で来るか、これからの問題である。それは当人が一番知っているであろうが、一素人解説者は言いたい。生の彼の活躍を見たいが、まあ我慢して、国内の若者にも目を向けよう。私は、西武球場と東京ドーム球場の間に住んでいるので、両球場に応援だ。憎きホークスやカープス相手に応援だ。そして、その若手を生み出す学生野球も行かねばならない。次の大谷選手はいるだろうか。二刀流は高校までであった常識が、大学ではどうだろうか。みなさん、グラウンドへ行き、お気に入りのチームや選手を応援しながら、次のスターを見つけよう。野球を球場で盛り上げよう。