『東京五輪に向け、力を解き放っていく次のスーパースター・・・』

<2016年8月16日(火)>
東京五輪に向け、力を解き放っていく次のスーパースターは誰だろう』

 「100メートルを走る間に、信じられないくらい多くのことを考えると、ジャマイカウサイン・ボルト選手が著書で述べている」ことを「天声人語」(朝日/16/8/16)は伝える。リオの決勝で「追い上げながら、どんな思案が行き交ったのだろうか。これが「最後の五輪」だという。東京五輪に向け、力を解き放っていく次のスーパースターは誰だろう。いまだ見えないのは、楽しみが多いということだ」と。

 100メート、陸上競技では短距離だが、私はもう一気に走れないだろう。50メートも行かないで、足がガタついて転ぶだろう。それをボルト選手は息もせず10秒以内で走り切ってしまう。そのたった10秒の間に沢山のことを考えるという。酸素は、頭にも充分に回っているのか、今の私なら20秒かかってやっとたどり着く間に、何も考えられない。まだ血が余っているのではないか。そう考えると、ボルト選手はまだ記録を伸ばせるのではなかろうか、などと思ってしまう。是非とも、これから4年間もトレーニングを積んで、新しい東京国立競技場でオリンピック記録を更新して欲しい。それとも、ボルト選手を凌ぐ選手は出てくるのだろうか。国立競技場にスーパースターが並ぶのが楽しみであるが、その競技場はいつできるのであろうか。幾ら掛かるのであろうか。無駄に箱にお金をかけないで、選手への支援にお金を使い、良い成績が日本も出せる事を願う。(JN)