『原発のあり方は、誰が決めるのか』

原発のあり方は、誰が決めるのか』

 「知事選、川内原発がある鹿児島県で、再稼働に同意した現職の伊藤祐一郎さんに対し、新顔の三反園訓さんが、原発の「一時停止」を求めると公約し、挑んでいる」と「天声人語」(朝日/16/7/6)。しかし、「参院選でも原発をめぐる議論は低調だ」と。そして、「原発のあり方は、誰が決めるのか。専門家と電力会社だけに委ねてしまうのは、あまりに寂しい。間近に迫った選挙を、暮らしとエネルギーを考える機会にできれば」と。

 原発で事故が起きて、放射能が漏れると、どこまで流れるのであろうか。川内原発は日本の西側にあり、そこで放射能が漏れると、どう流れてくるのか。ご近所の市町村だけでなく、結構な範囲に影響があるのであはないか。とにかく原発が動くのであれば、「こいうことはない」と宣言を勝手にされてよいものか。「こういうことが起きたらこうします」ということを明確にしていかねばならない。事故は起きる、それに対してどう対応できるのか、できないのか、原発の在り方を考えたい。(JN)