『きょうは何の日か。「ロックの日」である』
きょうは「ロックの日」、語呂合わせであるから日本だけの現象だ。「春秋」(日経/16/6/9)はこのロックについて語る。「ロックは若者文化と思いがちだが、青春をエルビスで明け暮れた第1世代はもう後期高齢者だ。『音楽は世界を救う』は大げさでも、世代を越えてつながるきっかけくらいはつくれる。年寄りは年金を増やせと叫び、若者は負担を押し付けるなと憤る。相いれないふたりが今晩、肩を組めば違う世界が見えるかもしれない。」と。
私はクラシック音楽派だ。とは言うもののiPhoneに入っている音楽はそれだけではない。ELP、CCR、スリー・ドッグ・ナイト、ビートルズ、ニール・ヤング、吉田拓郎、忌野清志郎、エルトン・ジョン、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズ、泉谷しげる、・・・・・。20世紀から抜け出ていないが、ロックというものが年代を越えて肩を組むことができるであろうか。エレキをサイケデリックに響かせ、ドラムがホールに木霊し、老若男女のハートを揺るがすか。(JN)