『乾杯の起源、相手とともに杯に口をつけ、・・・』

『乾杯の起源、相手とともに杯に口をつけ、毒は盛っていないことを知らせたという』
 「その昔は、他国との会食で毒を持っていないか疑心暗鬼であった。まもなく伊勢志摩サミットでの夕食会、その乾杯の中身は毒のあるなしではなく、どんな酒が選ばれるか」と、「余録」(毎日/16/5/22)。そして、「日本酒の魅力は世界に広がりつつある。晴れのうたげの酒に選ばれれば、知名度を高め大きなアピールの機会を得るだろう。首脳同士の議論以上に気になる人も多いに違いない」と。
 酒が美味ければ、話も旨くいく。否、話が旨くから、酒が美味いのか。参加者が多数であれば、味わいも違うであろうか。サミットでの議題、その内容はそう旨くは行かない。せめて、酒ぐらいは美味いものにしたいであろう。安倍首相には是非とも、適切なお酒を選んでいただき、話を上手く進めていただきたい。ただし、酒が美味すぎて杯が進み、酔う者が出て毒舌をばらまいたり、悪酔いをしないようにしていただきたい。良いイベントにして、広島に向かってください。(JN)