『「五輪、退陣、また選挙」の三題噺は、今回限りで終わりに・・・』

『「五輪、退陣、また選挙」の三題噺は、今回限りで終わりにしてもらいたい』
 「東京開催に意欲をみせた都知事は、これで3代続けて任期の途中で職を投げ出す形になった」。これについて、「春秋」(日経/16/6/16)は、まず「巨人、大鵬、卵焼き」、ならぬ「五輪、サミット(主要国首脳会議)、ノーベル賞」、「日本人が大好きな、必要以上に騒いでしまう三大国際イベント」から東京都知事の話に展開する。そして、「東京開催に意欲をみせた都知事は、これで3代続けて任期の途中で職を投げ出す形になった。開催地の首長が最大のリスクというのでは、冗談にもならない」と。
 このように知事が3代続けて途中退任しても、東京都は機能している。都知事とはいったい何であろうか。混乱を招くための職ではなかろう。この数回の都知事選、我々都民の見る目が低下したのか。知事は都行政のトップとして、恥ずかしくない人を選ばねばならないようである。手腕は副知事や都の役人が振るい、知事は神輿に載せてよい人であることが肝心か。しかし、それでは魅力がないし、それでは、他で不正が起きるかもしれない。候補者を出す方も投票する方も、今度は失敗の無いようにしたいが、7月31日の選挙の皆さん投票を忘れずに。勿論、7月10日も忘れずに。(JN)