2014-09-08から1日間の記事一覧

1杯の珈琲を求め人が集う交流がドラマを生む

(日経「春秋」2014/9/8付) 江戸の狂歌師、大田蜀山人は月を愛した。本業は幕府の実直な役人だった。大阪の銅座や長崎奉行所にも転勤した。長崎には、英彦山から上る月を詠んだ歌碑も残る。外国船が近海に現れ始めたころで、ロシアの特使レザノフと会見して…