『救援物資が行き届かないなど課題は山のようにあるけれど、・・・』

『救援物資が行き届かないなど課題は山のようにあるけれど、地域や社会で支え合う力は、確実に強くなっている』
 熊本などの被災地の皆さんには不安な気持ちで眠れない日が続いている。「春秋」(日経/2016/4/22)は、避難生活の方がを見て思う。「子ども心に緊急事態であることを理解し、必死で「いい子」になろうとしているのではないか。小さな子が皆の役に立とうと精いっぱい頑張っている。被災した若者が見ず知らずのお年寄りの世話を焼く。救援物資が行き届かないなど課題は山のようにあるけれど、地域や社会で支え合う力は、確実に強くなっている。」
 平常時、私たちは驕っているかもしれない。お金や地位で世の中を生きていけると勘違いしているかもしれない。でも、自然の猛威には、お金も地位も関係ない。また、互いに生きて行く上では、お互いが支え合わねばならない。熊本では支え合う力があるが、私たちのところはどうであろうか。何時、大きな地震があるかわからないが、コミュニティーの乏しい地域では如何にすべきか。自分たちの地域でのコミュニティーを考えねばならない。(JN)