『衆院の「1票の格差」を是正できぬ不届き者』

衆院の「1票の格差」を是正できぬ不届き者』
 「春秋」(日経/2016/1/21付)は、自民党衆院の「1票の格差」への態度を「小ずるい不届き者」中部地方法の方言も用いて「横着い」と表現する。「やるべきことをやらず、自分勝手で、助言もどこ吹く風……。第三者機関の答申に、てんで向き合わないのである。答申を求めておきながら出てきた中身が気に入らないからテーブルにも着かぬでは駄々っ子だろう。こんなふるまいも、しかし司法の足元を見てのことである。どうせ混乱を招くような判決は出せないと高をくくっているわけだ。」
 私たちは、この呆れた者たちを選挙で選んでいるのである。為政者たるもの「選挙で割を食う」などという発想を持つなかれ。あなた方は県の代表などではない。自分たちの次回の選挙での当選を考えるならば、議員としての仕事をすることである。それはまず、民主主義の基本である1票の平等性を早く改善することである。そして、一方でもうおやりでしょうが、人口減少が続く地域の活性化に対して、為政者としての力を更に発揮することが肝要である。(JN)