選挙の投票にあたり、親子連れで投票所に向かう…

選挙の投票にあたり、親子連れで投票所に向かう…
 親子連れの投票、子どもは入るべからず。これは「18歳選挙権時代」には似合わないと、「余禄」(毎日新聞2015年06月21日)は述べている。
 「選挙の投票にあたり、親子連れで投票所に向かうのはよくある光景だ。子どもが『選挙』にふれる機会でもある。ところが公職選挙法58条、投票する人への同伴は就学前である幼児か、『やむを得ない事情』があると投票所が判断した場合としている。現に、小学生の入場を拒まれたというケースがネットなどでよく指摘されている。『子どもを外で待たせるのが心配で、投票しにくくなる』などの声が起きるのも無理はない。折しも選挙権年齢の18歳以上への引き下げが決まり、早い段階の主権者教育が議論されている。小学生に実際の投票をみせ、選挙に親しませることは『やむを得ない』どころか、推奨してもよいくらいではないか。。選挙の公正は当然大切だが、子どもが入りにくい投票所は『18歳選挙権時代』には似合わない。」
 「余禄」も勧めているように投票する親の姿を見せるためにも、親子連れ投票は、良い行為でり、素敵な家族である。当局は親子連れを上手に受けれる方法を考えてはどうなのだろう。また、子どもが投票所に行きたがるように風船サービスだけでなく、小中高生にも魅力のある雰囲気づくりはないだろうか。大人が当たり前に行う投票行為、厳粛に行われる民主主義の重要性を小中高生に感じ取れる選挙を行い、18歳ですんなりと投票を行う。そのためには、家族が大事である。現在の投票率が表しているように、投票していない大人が多い。一票の格差の是正とともに、投票率を上げる努力が為政者の仕事である。投票率が上がり不都合が生じるなどと考えないで、ここも為政者の有能な頭脳を使ってほしい。そして、市民は、親子二代・三代が集って投票に行くことを家族のカレンダーに記しておこう。