『阪神大震災から明日で21年。外国人とともに生きるために・・・』

阪神大震災から明日で21年。外国人とともに生きるために必要なことを考える機会でもある』
 「浜松市で先月開かれた震災訓練に集まってきた人たちだ。外国人住民もけが人の役になり、手当てを模擬体験した」。「春秋」(日経/2016/1/16付)は、「大地震が起こったときのことを、地域の外国人も日本人と同じく不安に思っている。訓練の意義は小さくない」と。また「妊婦や介護が要る人には別の部屋を用意したり、炊き出しや仮設トイレのスペースを確保したりといったノウハウを身につければ、外国人も避難所生活のリーダーになれるかもしれない」と訴える。
 阪神大震災東日本大震災と、大災害を経験しながら我々は危険な場所に住んでいる。また、もしものことへの対応が自覚としてできていない。どうも、経験をしないとその危険性が理解できない。とは言っても、そんな経験をするわけにはいかないから、実施訓練を充分に行うころであり、また地域において皆でボランティア活動を行えるように組織を構成して行かねばならない。でも、新しくその地域に入ってきた者は、その地域の構成員として入って行くことが難しいので、その枠組みを作らねばならない。皆で助け合って行くという地域への心を皆で作って行きたいものである。(JN)