「セルース猟獣保護区」、ゾウの数がこの5年で半分に

(日経「春秋」2014/12/11付) タンザニアの「セルース猟獣保護区」は、狩猟用の動物を保護するため設けられたのが始まりだ。今では狩猟は禁止。1982年に世界自然遺産に登録された。面積はおよそ5万平方キロ。九州よりも広い動物たちの楽園だ。ところが、ゾウの数が、この5年で半分に減ったという。元凶は象牙をねらった密猟の横行。そして象牙の最終的な仕向け地は、なんといっても中国だ。習近平国家主席が昨年タンザニアを訪れた際、その専用機が密輸組織に利用された疑いさえ指摘されている。「衣食足りて礼節を知る」とは中国の古典から来た言葉だが、礼節にいたる前に欲望が膨れあがる時期がある、と注釈を加えたくなる。
(JN) 中華思想であろうか、アフリカも中国のものであるくらいに考えているのか。共産主義思想と言うものは土台村否考えなのだろうか、いや共産資産や生産手段を共有するのであるから、中学人がアフリカの象牙が必要ならそれは中国が購入してなぜ悪いと考えるか。サンゴも取ったっていいじゃないかと。力尽くの眠れる獅子は、蟒蛇に変身して、世界を荒らしまわっている。この某弱無人をお諫めできない我が国の無力は悲しい。中華料理は大好きであるが、残念ながら中華思想は馴染めない我が狭い心である。
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO80772810R11C14A2MM8000/