『アフリカゾウは過去10年間に11万頭も減少し・・・』

アフリカゾウは過去10年間に11万頭も減少し、近年は年間2万頭超が犠牲になっている』<2018年2月5日(月)>
 「酒池肉林」、中国古代、殷の紂王は贅沢を尽くし、「箸が象牙なら器もサイの角になる」。『余録』(180203)は「数千年前から象牙が珍重されてきたその中国が今年から象牙の国内取引を全面的に禁止した」ことを伝える。しかし、「限定的ながら国内販売を認めている日本だ。日本と同様に中国市場への抜け道と見られてきた香港は2021年末から取引を全面禁止すると決めた。中国と共に長い象牙加工の歴史を持つ日本だが、そろそろ世界の大勢にならう時期ではないか」。
 (JN) アフリカゾウが全滅するといことに、現地で狩りを行う者から象牙の購入者まで、そのことを重大なことを理解しない限り、生活の終われる者、金の亡者、コレクターたちはこの密漁・密貿易を止めない。あるいは、公権力が徹底し裏のことができなくならねば、終わらない。現地の狩人たちは思うだろう、俺たちの生活より、動物保護が大事なのか。そうではないであろう。世界中の社会問題が絡む。日本における商売はどんな資金源になっているのであろうか。あらゆるルートを根絶していかねば、伝染病と同様に、闇の世界は脈々と生き続けよう。