スマホの歩数計アプリがこの夏、とみに小うるさいと『天風録(240804中國新聞)』は語る▲先日は〈普段より歩かなかったですね。車を使わず、歩く機会を増やしていきましょう〉とのたまう▲かかりつけ医にも「あなたの場合、命取りは動脈硬化。ウオーキングがお勧め」と。そのくせ、「気温30度以上の日に歩くのは危険」とくぎを刺す。どうすりゃいいの▲悩んだ挙げ句、大型ショッピングセンターをはしごし、冷房の効いた通路を周回している▲木陰の連なる並木道や公園が身近にあれば、ウオーキングにも出やすい。そうした街並みの整備こそ健康の街づくりだろう▲今年は「最も暑い7月だった」と。列島が亜熱帯化しつつあるのだろうか。緑陰豊かで、風の吹き抜ける街への模様替えが待たれる。
(私の)スマホもお昼を過ぎると、ウォーキングのお勧め通知と外出注意が出してくるが、この暑さ続きで、目標の8000歩以上の達成が50%である。まさに、木陰の連なる並木道が欲しい。とにかく、日影の場所を探しならの散歩である。きょうもこれから、雑木林、図書館、ショッピングセンターの梯子である。