家族の在り方を思う父の日 240616

 きょうの父の日に『談話室(240616山形新聞)』は思う▼ベネッセの「たまひよ好きなパパランキング」で昨年、野原ひろしさんが殿堂入り。埼玉県春日部市に暮らす、35歳▼人気アニメ「クレヨンしんちゃんの「父ちゃん」。お人よしでお調子者、妻に頭が上がらず、足は臭い▼夢を問われ、家族と楽しく笑ったり、けんかしたりしながらずっと元気で暮らしていくことだと答え、そのために毎日一生懸命働いているのが「結構楽しい」と▼今年のアニメ・漫画部門1位は「SPY×FAMILY」のロイド・フォージャーさん。正体はスパイ。任務上の疑似家族で父親役を演じるが、血縁のない娘に注ぐ愛情は偽装を超え、一家は強い絆で結ばれている。現実世界に置き換えて家族の在り方を思う父の日。
 (私は)思う。家族の在り方、父親の在り方、それぞれに異なるだろう。一方で、こういう家族が良い、こういう父親が良い、とう考えもそれぞれだろうが、人気の傾向はあるだろう。35歳であった自分はどうだったろうか。家族というもの、あの時、いま、そして未来と、時代とともにも変わって行くだろう。