『#父の日に思うこと』

『#父の日に思うこと』<2023年6月18日(日)>
 きょう「父の日」に『有明抄(230618佐賀新聞)』は家族を思う◆映画「心の旅」、有能な弁護士が強盗事件に巻き込まれ、記憶を失う。社会復帰した後、彼は事件前とは正反対の性格に。家族に優しく、妻と手をつなぐ。「勝訴のためには倫理も無視する」という仕事のやり方に疑問も抱く◆リハビリの過程で、娘から文章を習うシーンが印象に残った。まさに「負うた子に教えられ」である。父と娘のふれあいに心が温まる◆そんな時間を失っていないだろうか。親子のふれあいができない理由を全て「仕事のせい」にしてこなかったか◆「異次元の少子化対策」、お金の手当以上に、男性側の意識改革が大切と思う◆感謝される前に、「父親としての自覚」。「仕事人」である前に「家族の一人」である。
 (私の)父親、接する時間が少なかった。帰宅時間は遅く、休日も出かけていた。それが当たり前であると思っていた昭和の子供は平成で父親となった◆自分の父親とは同じにならないようにと思いながらも、父親としての自覚は反省するばかりである。でも、一家団欒、父親がいないほうが平和だったか。
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