自民党議員の裏金リストに『天声人語(240228)』は改めて怒りが湧いてくると▼この国で、大事にされる日常とはなんだ。不要不急とは何なのか▼小田嶋隆さんいわく、天皇誕生日の式典であり、音楽や演劇といったイベントであり、プロスポーツの試合▼では必要不可欠は。皮肉を込めて、「満員電車、非正規雇用者の日銭仕事、政治家の資金パーティー、首相支持者との会食、五輪がらみの競技大会」▼誰もが我慢に我慢を重ねていたコロナ禍のさなかも、政治資金パーティーは続いていた▼政倫審とは禊の場ではなく、あくまでも弁明の機会に過ぎない▼うんざりしつつ、怒り続けようと思っている。「桜が一週間で散るのは、われら日本人が飽きっぽいからだ」。小田嶋さんの言葉。
（私は）思う。岸田首相がいよいよ点数稼ぎに出てきた。先ずは、政倫審はどのように進んで行くのか。不明はいかに明らかになって行くのか。政治家としての責任はいかになされるのか。そして、国民はどうすべきか。いよいよ、明日から3月、桜の季節が下旬から始まり、そして散って行く。年度は変わる。それで忘れないようにね。
＊画像は、2024年2月28日の朝日新聞より。
