消費・賞味期限と食品ロス 230824

 スーパーなどでの買い物の際、食品棚の前で時折迷ってしまうと『滴一滴(230822山陽新聞)』▼秋田県の2年前の調査では、手前から取る人は15%。こんな人をもっと増やし、社会全体の食品ロスを減らそうという「てまえどり(手前取り)」の取り組みが、各地に広がってきた▼21年からは消費者庁など3省庁も推進▼昨年の京都市による調査報告を見ると、啓発対象の4品目合計の廃棄率が6割減にも及んだ▼政府が先に発表した21年度の食品ロスの推計値は523万トンで、前年度より1万トン増えた。増加は6年ぶりだ。ウクライナ危機などによる食品高騰が続き、食料危機も懸念される中で、矛盾は大きい。
 (私の)住む地域のスーパーは賞味期限や消費期限が間近の品は安くなっている。私は買い溜めをしないので、ありがたくそれを買っている▼しかし、時に、買っておいて忘れることがある。これを妻に指摘され、大いに反省する。食品ロス候補を作らぬようにせねばなりません。