『売れ残った恵方巻きが大量に捨てられている』

『売れ残った恵方巻きが大量に捨てられている』
 「フランスで、売れ残り食料の慈善団体への寄付を大型量販店に義務付ける法律が成立した。違反して廃棄すれば、そのたびに50万円近い罰金が待つ」。「余録」(毎日新聞/2016/2/2)は、節分後の恵方巻大量破棄の在り方を考える。「日本でも、まだ食べられるのに流通段階や飲食店、家庭で毎年約500万〜800万トンが捨てられている。こんな風潮を改めるため、消費者庁は「食品ロス削減国民運動」を進め、独自に取り組む自治体もある。福井県『おいしいふくい食べきり運動』。福岡県『こんなに料理を残したまま、もう二次会か?』。『もったいない』の考えを生んだ国ではないか。やれることはたくさんある。」
 「もったいない、もったいない」、取っておきたいが、食べ物はそうはいかない。それをなんとかならないか。その昔、その家族で食べきれなければ、ご近所に御裾分けなどということがあった。商売ではそうれはできないであろうが、昔からいろんな知恵があったろうに、めんどうのない破棄に陥ってしまったのか。こういうことがあるから、破棄されたものが実はまた商品になるなどということも起きていたのであろう。給食を残すことは、宿題を忘れる以上に指導を受けた当方でも、食べ物を残すことの罪悪感が薄らいでいる。この意識、この状態を変えなければならない。「お残しは許しまへんで!」(JN)