『#お礼奉公』

『#お礼奉公』<2023年4月22日(土)>
 この春からお礼奉公を始めた人もいるだろうと『有明抄(230420佐賀新聞)』はお礼奉公を思う◆一人前に育ててもらったことにお礼をする。時代とともに職業観は変わってきたが、古き日本の美徳がうかがえる習慣でもある◆お礼奉公は昔の話としても、その精神は現代に続いている。定年などで第一線を退いた後、地区の役員を引き受けたり、清掃活動に汗を流したり。多くの人が世話になった社会への恩返しにと、ボランティアに励む姿を目にする◆この春からも。新1年生も加わって子どもたちが元気に登校しているが、あちらにも、こちらにも黄色い旗を持った高齢者の姿がある。「おはよう」のあいさつが交わされる朝の風景。地域社会はこうしたお礼奉公に支えられている。
 (私も)頑張ります。奉仕は大事である、そう思っているが、それを実行するのは大変だ◆また医療系のお礼奉公はどうなのだろうか。モヤモヤするところである◆そう、奉仕は義務ではなく、積極的な志願である。そこへの感謝の気持ちや誰かに奉仕したいという思いに支えられるべきなのであろう。高齢者も頑張りましょう。
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