『#若者と選挙』

『#若者と選挙』<2023年4月23日(日)>
 きょうの統一地方選の投開票日に『編集日記(230423福島民友)』は若者を思う▼アスファルト歩道の隅に、ひび割れができ、もこもこ盛り上り、数日すると見事な緑の芽、雑草の若々しいエネルギーを見せつけるかのようだ▼ふと半世紀前の安保闘争を思う。若い力は時に社会を大きく揺さぶり、覆いかぶさる権力をはねのけようとする。ところが今は政治離れが叫ばれ、選挙のたびに若年層の投票率伸び悩みと対策の必要が指摘される▼新しい社会を背負うのは若者だ。政治の中枢に高齢者しかいないのでは、かじ取りが危ぶまれる▼きょうは統一地方選の投開票日。候補者は次世代の声を理解しようとしたか、郷土の将来像を共有できたか。一票を生かせ、重いしがらみをはねのけて。
 (私が)思うに、選挙の重要性を伝えるとともに、この投票までの選挙戦を祭にして行くことができないかと。演説会場でアトラクションがある。票場は屋台が出ている▼老若男女が楽しめるよう、人が集まりたくなるようにできないだろうか。民主主義を盛り上げるためにそんな予算は組めないか。まあとにかく、投票に行こう。
#若者 #選挙 #雑草 #安保闘争 #郷土