『#数字から見えてくる景色』

『#数字から見えてくる景色』<2023年2月14日(火)>
 ニュースに出てくる数字にこだわってみると、違った景色や問題点が見えてくると『明窓(230212山陰中央新報)』は語る▼政府が決めた所得が少ない世帯への5万円給付。対象になった住民税非課税世帯は全国約1600万世帯▼2020年時点で全体の25%を占める「夫婦と子ども」のいる世帯数約1400万よりも多い▼もう一つ、巡航ミサイル「トマホーク」、このミサイルの巡航速度は時速約880キロ。千キロ飛ばすには1時間以上。一方、北朝鮮弾道ミサイルは10分前後で日本に届く▼仮に千数百キロ先の基地を狙うには、2時間近く前に発射しないと相手の発射を阻むのは不可能▼国際法違反のリスクがある事実上の先制攻撃や、ミサイルの撃ち合いにつながる「危ない買い物」になりかねない。
 (私たちの)税金や命は検討されていないのか▼課税世帯を増やさないと税金は増えない。非課税世帯の労働所得を増やす努力をなぜしないのか▼高いおもちゃは、守ることよりリスクを生み出す。このお買い物は、何のためのお買いものか。誰が政策を提案しているのか。検討がされていないのではないか。もう、首相は検討使を止めてしまったようだ。
#数字,非課税#給付,#トマホーク,#弾道ミサイル,#買物