『#脱はんこ』

『#脱はんこ』<2022年11月29日(火)>
 密猟によるアフリカゾウの絶滅の危機に『滴一滴(221129山陽新聞)』は思う▼世界の大半の国で禁止されているのに、日本ではまだ堂々と売られている。わが家にも「象牙」のはんこ▼今月あった「ワシントン条約」の締約国会議で、象牙の国内取引禁止を求める決議案が審議された▼国際取引は30年以上前に原則禁止。それでも象牙目当ての密猟でアフリカゾウが15分に1頭、殺され続けている。あと10年たたないうちに絶滅するペースという。欧米諸国や中国は国内市場の閉鎖に踏み切った▼残る日本、過去に合法的に輸入した象牙が残っていることなどから取引維持の立場を貫く▼図らずも政府はコロナ禍を機に、押印の廃止を進めている。「脱はんこ」で救われるのが、人間だけではないと願いたい。
 (私には)象牙の価値というものがわからぬので、早く国内市場の流通をストップすべきと考える▼政府が象牙の品の流通を未だに許可していることの真意はなんだろうか。その市場閉鎖によって、困ると思われる人々の政府への影響力が大きいのか?
#密猟,#アフリカゾウ,#象牙,#ワシントン条約,#はんこ