『#先生よ』

『#先生よ』<2022年11月28日(月)>
 議員を先生と呼ぶことに『北斗星(221126秋田魁新報)』は思う▼先生と呼ぶ側と呼ばれる。「議員は特別」か▼住民の代表になろうと立候補したのに当選した途端、周囲から「先生」と呼ばれ、偉くなったと勘違い▼国会には「特別扱い」と思われそうな事例、調査研究広報滞在費。昨秋の衆院選後、たった1日の在職で新人議員に1カ月分が満額支給、批判が殺到▼税金が原資の活動費なのに使途を報告、公開する必要がない。与野党協議で日割り支給に改めたものの、使途公開には自民の消極論が根強く、結論は先送り。今国会では野党が公開義務化の法案を提出したが、成立の見通しは立っていない▼今や多くの地方議会も政務活動費の使途、領収書を公開している。国会だけなぜ特別か▼必要な費用ならば堂々と使途を明らかにし、理解を求めればいいだろう。率先して範を示すべきだ。そもそも先生と呼ばれてきた人たちなのだから。
 (私は)議員の皆さんにお願いしたい。先生と呼び合っても良い。動物でも、変人でも良い。だが、カネと票の奴隷にならないで欲しい▼先生と言えば恰好がつくのか。先生とは便利な敬称だ▼先生なら模範になる行動や言動等に責任が必要だ。法で定める以上の誇りと行動をお願いしますよ。
#先生,#議員,#調査研究広報滞在費,#国会,#使途