『#核戦争といったおぞましい言葉』

『#核戦争といったおぞましい言葉』<2022年11月18日(金)>
 ポーランドにロシア製ミサイルが着弾に『編集日記(221118福島民友)』は思う▼味方同士の演習のはずが、無人戦闘機からロケット弾が発射され、被弾した哨戒機が校舎に墜落する。電子頭脳が敵機と判断したことによる誤爆▼「ズッコケ三人組」シリーズの那須正幹さんの児童文学、「屋根裏の遠い旅」の一場面▼「おれたちが泣こうとわめこうと、そんなことはおかまいなしに、巨大な力がおれたちをふみつぶしていくのだ」。那須さんは先生や仲間を奪われた少年にこう独白させる▼偶発的な事象に臆測などが重なれば、戦火は広がりかねない。ポーランドにロシア製ミサイルが着弾し2人が死亡した事態はウクライナの迎撃弾の可能性が高いとはいえ、そうした危うさを露呈した▼ロシアの侵略が続く限り第3次世界大戦、核戦争といったおぞましい言葉が飛び交うだろう。一刻も早く現実から遠ざけるため、あらゆる手を尽くさねばならない。
 (私たちは)民主主義というもの育ててきたが、未だに国家間の問題解決は武力に頼っている。それは持ち駒の見せ合いであるならまだよかったが、時に駒を動かすと愚か者が出る。愚かに武力を行使する▼それは、過ちの進攻であり、更なるあ過ちを呼ぶ。この現状を止める能力が我々にはないのか。どこまで、危険度が増すのか。人類最後の日とはそんな現実からやって来ようか。
#ポーランド,#ミサイル,#ロシア製,#核戦争,#人類の最後