『#鍋を囲むように』

『#鍋を囲むように』<2022年11月19日(土)>
 鍋物のおいしい季節を迎えたと『小社会(221119高知新聞)』。「鍋を囲む」「鍋をつつく」という言葉がある。「囲む」のは家族や仲間と。「つつく」も気心の知れた人と。東京の友人が以前持論を展開していた。「親しい人とそうでない人の違いは、鍋を一緒に食べたいと思えるかどうかだよ」。鍋物はお隣の韓国でも国民食である。中国にも火鍋などがある。ならば3カ国のリーダーも同じ鍋を囲むように膝を突き合わせてもらいたいものだ。日韓、日中とも約3年ぶりの首脳会談だった。歴史問題や安全保障など、それぞれやっかいな課題を抱えるが、だからこそトップには対話を重ねる覚悟がいる。次は3カ国首脳会談の再開に期待がかかる。外交なのでせめぎ合いもある。いつも穏やかにとはいかないだろうが、東アジアの安定には日中韓関係の安定が欠かせない。3カ国とも未来志向で場を囲みたい。主導権争いの鍋奉行にはならないように。
 (私は)年末に家族あ集まり、鍋を囲むのを楽しみにしている。そして、できるならば、友人たちとの鍋もやりたい。気を使いつつ競争し合う鍋。楽しい。そう、是非とも日中韓で鍋を囲んでほしいね。寒い冬の北朝鮮でやったらどうだろう。それができる実力者がほしい。
#鍋物,#季節,#首脳会議,#外交,#日中韓