『#甲子園改革』

『#甲子園改革』<2022年8月19日(金)>
 夏の全国高校野球大会の新たな暑さ対策案に『雷鳴抄(220819下野新聞)』は思う▼今大会は足をつらせて応急処置を受ける選手が目立つ。コロナ禍による練習量不足に暑さが追い打ちをかけたのか。日本高野連は大会前、新たな暑さ対策の検討開始を発表した▼1日4試合を行う現行方式の問題点を整理し、朝夕の2部制を含む対策について議論するという▼ただ課題は多い。ナイター開催になれば普段、照明下で練習できない学校は不利、高校生の夜間活動の問題。1日の試合数が減った場合、大会は長期化。分散開催、時期の変更なども浮上するのではないか▼検討の波は、地方にも及ぶ可能性がある。全国大会と同様の課題がある上、ナイターに関しては球場確保や多発する雷雨の問題もある▼見直しは簡単ではない。だが、選手の安全な環境を最優先に、結論は急がれるべきだ。関係者には、ちょっと違った汗をかいてもらわないと。
 (私のような)観戦者も辛い。12時から15時にかけては日影は少なく、気温絶好調。応援しているチームの攻撃が長くなると、からだの前面が燃えてしまいそうになる(居る場所によっては側面)▼応援側は日差しから逃げられるが、プレーヤーはそうはいかない▼選手の健康と安全を第一に高野連は検討し、早い実行を願う。
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