『春をもたらす祭典』

『春をもたらす祭典』<2020年3月12日(木)>
 第2次大戦の敗戦後、センバツ高校野球に占領軍は<全国大会は夏だけでいい>という考えであったが、「それを変えたのは通訳の女性の『センバツは関西に春をもたらす。やめると日本人にうらまれますよ』という言葉である」と『余録(200312)』は伝える。そして、「このセンバツ再開以来初めての大会中止である。・・・『奪われた春』に身の震えるようなくやしさをかみしめているのは、むろん出場するはずだった選手だろう。・・・君たちにはどうか野球少年としても、一高校生としても、今の思いを将来にどう生かすかを考え続けてほしい。君たちがプレーでもたらせなかった春を、いつの日か誰かにそっと手渡せるその日まで……」。
 (JN) 私はこの花粉で悩む中、春が来ることをワクワクしている。プロ野球ではキャンプが終わり、オープン戦が進み、そして、センバツ高校野球が行われ、いよいよペナントレースとなる。大学野球も始まる。この流れで、花粉を乗り切ってきた。今年は、プロ野球が早く始まりどうしようと思っていたら、開幕延期、そしてセンバツ高校野球が中止となった。日本に、春がやって来るのは何時だろうか。見る者よりも、プレーする者はもっと複雑である。特に高校生の心をどう考えるか。これは、大人の仕事として、ただ中止ではなく、その次のことを準備願いたい。
#春をもたらす祭典
#コロナに奪われた甲子園の春

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