春の5K 240421

 いまの気候を『談話室(240420山形新聞)』は思う▼きつい、汚い、危険。若者らに敬遠される職場環境はこの頭文字を取り「3K」。今は、帰れない、厳しい、給料が安いといった新たなK▼一方、日本建設業連合会は、給与が良い、休暇が取れる、希望が持てる、かっこいいの「新4K」。最近耳にする機会が増えた例は「春の5K」か▼花粉、黄砂、寒暖差、乾燥、強風の五つ。先日は黄砂で一帯がかすみ、せっかくの晴天なのに外に洗濯物を干すのもためらわれた▼乾燥と強風は、相まって人命に関わるKにつながりかねない。野火などが相次いでいることから県は、発令中の林野火災野火等多発警報の期間を再延長した。火災を含めた6Kにご注意を。
 (私たちの)素敵な春はどこへ行ってしまったのか。外へ出れば、目鼻ショボショボ、冴えない空、昨日と違う今日の気温に身体はへろへろ、指先カサカサ、髪の毛はバサバサ。まだ、マスクをしている。今は冬か、初夏か。春夏秋冬素敵な日本から春は消えてしまったか。