#政治の光

『#政治の光』<2022年1月25日(火)>
 先日の国会での、小川淳也立憲民主党政調会長の代表質問に『日報抄(220125新潟日報)』は思う。新型ウイルス感染拡大は、佐渡、粟島の離島航路も直撃した。▼小川氏は質問で、離島航路を巡る問題を取り上げた。印象に残ったのは「公助」を強調した部分だった▼公共交通の名にふさわしく、独立採算の原則を見直してでも地域の足を確保すべきだと熱っぽく訴えた▼小川氏の選挙地盤は、小豆島や直島などを含む衆院香川1区だ。現場をよく知るからこその主張だろう▼質問でも触れられていたが、日本には400余りの有人離島があり、計40万人が暮らす。航路は島民の命綱であり、その維持は切実な問題だろう▼かつて取材で聞いた後藤田正晴元副総理の言葉を思い出す。「国民がどこに住んでいても政治の光を当てたいというのがあの人の原点だった」。あの人とは田中角栄元首相。政治や政治家の役割とは、国民の暮らしを守ることにほかならない。
 (私たちの)生活は、小さなコミュニティーの中で維持されている。そのコミュニティーは他のコミュニティーとつながって維持されている。そのつながりを維持できないと、孤立する。その維持は目に見えている経済上の数値だけで判断されてはならない。そこを考えるのが政治である。光を充分に当ててほしい。
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