『#基準に見合う候補』

『#基準に見合う候補』<2021年10月27日(水)>
 政治家に必要な資質を『余録(211025)』は思う。19世紀の英国の法学者ジェームズ・ブライスは政治腐敗を五つに分類した。贈収賄による利得、私有財産取得に関する優遇、援助に対する政治的な見返り、利己的な官職任命の乱用、政治家としての誠実さの欠如、である▲「なめすぎてますよ、国民を」。作家の高村薫さんが10月17日付本紙上で憤ったのが、森友学園を巡る公文書改ざん問題▲国会が紛糾して一番困るのは、与党の政治家だったはずだ。紛糾を恐れた官僚の背後には、人事権を操り、にらみを利かせる政治の存在が見え隠れする▲重要なのは、政治家が権力に誠実に向き合い、行き過ぎた行使がないよう自制することだ▲英国の哲学者ジェレミーベンサムは政治家に必要な資質として、腐敗に陥らない道徳性、公益を見極める知性、適正な判断に基づく遂行力を挙げた。基準に見合う候補はだれか。衆院選で見定めてほしい。
 (JN) 高村薫さんの言う通り、国民をなめている。ジェームズ・ブライスの分類5つ全てに該当する? さて、腐敗は更に広がるのか否か。私たちは、自分の目や耳を通して、その資質を見定め、三つの投票を10月31日の20時までに終わらせよう。驕り腐敗も終わらせよう。
#贈収賄
#優遇
#見返り
#任命の乱用
#誠実さの欠如

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