#中づり広告

『#中づり広告』<2021年8月21日(土)>
 電車内の中づり広告について『天声人語(210820)』は思う。本を開くのはおろか、身動きすらできない満員電車のなかで、週刊誌の中づり広告を情報源に活用▼週刊誌を中身を読まなくとてもなんとなく世相を知ったような気になる。ただ、ここ数年はだんだんと減っている▼週刊新潮週刊文春の2誌が、中づりからの撤退を決めた。スマートフォンの普及と駅売店の減少にあると▼車内の変化と言えばJR東海に続いて東日本も、新幹線の電光掲示板に流していた文字ニュースを取りやめた。かつては広告でもニュースでも、見上げることで情報を得ることが多々あった。いまはもっぱら、うつむいてスマホの画面を眺める▼いつもと変わらない通勤電車のなかに、週替わりで現れる猥雑さ。それが中づり広告の魅力だったのだが。
 (JN) スマホは我々の生活習慣に大きく入り込み、様々な情報がこの小さな枠から飛び出してくるようになった。情報その他のスピードがどんどん増し、これに一日付き合っていたら、大変である。電車に乗ると、多くの人たちがうつむいているが、電車の時ぐらいスマホから離れてはどうだろうか。中づり広告が少なくなっても、面白いことは幾らでもあるだろう。
#満員電車
#週刊誌
#スマートフォン
#電光掲示
#週替わり

f:id:morningstar:20210821135050j:plain